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高温超伝導導体 試験用導体の備え付けが完了、いよいよ実験へ

弊社が開発中の高温超伝導導体を用いた試験用導体を、核融合科学研究所が所有する大型導体試験装置に設置しました。高性能な導体の実証に向け、試験機の性能を確かめるための実験準備が進んでいます。

(関連記事:  1月23日「開発中の高温超伝導導体の試験機が搬入されました。【リンク】」)



Helical Fusionが挑む「高温超伝導導体」開発

”高温超伝導導体”は、核融合発電商業化のカギを握るテクノロジーのひとつです。

核融合を経済合理的に実現するためには、強力な磁場を使って、核融合反応を効率的に発生させつつ、状態を維持・安定化させることが不可欠です。弊社はこの強い磁場を実現するための高温超伝導導体を独自に開発し、よりコンパクトで商業化しやすい核融合炉を生み出すことを目指しています。


高性能な高温超伝導導体の開発競争が欧米を中心に激化する中、弊社は独自の高温超伝導導体を開発している日本唯一の核融合スタートアップです。昨年10月には、日本政府の核融合関連補助金(SBIR Phase 3採択)に採択され開発を加速させています。



試験用導体を吊り上げる準備をしています


導体を試験装置へ慎重に設置します

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金属技研様と高温超伝導導体開発秘話などを語った対談記事が公開されました(ニュースイッチ)

ニュースイッチにて、金属技研 宇野毅取締役技術開発本部長と、弊社事業開発部門ダイレクターの久保による座談会形式で、2月に通電試験が成功した高温超伝導導体開発や日本企業による核融合への取り組みの意義などについて語った記事が公開されました。 詳しくはこちらから、ぜひご覧ください。

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