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フュージョンパワープラントに必須の高温超伝導コイル用電流リードの共同開発に向け、東芝エネルギーシステムズと基本契約を締結

  • 執筆者の写真: naho yoshimura
    naho yoshimura
  • 7月18日
  • 読了時間: 2分

実績豊富なパートナーと、世界で唯一の「通年稼働」「正味発電」を目指す「Helix Program」を前進


世界初のフュージョンエネルギー実用化に向け、ヘリカル型核融合炉を開発する株式会社Helical Fusion(本社:東京都中央区、代表:田口昂哉、以下、「Helical Fusion」)は、東芝エネルギーシステムズ株式会社(以下「東芝ESS」)と、フュージョン装置向け高温超伝導(HTS)コイルに用いられる電流リードの共同開発に関する検討を開始するため、基本契約を締結しました。

HTSコイルに電流を供給する「電流リード」を含むイメージ(Helical Fusion作成)
HTSコイルに電流を供給する「電流リード」を含むイメージ(Helical Fusion作成)

Helical Fusionは、「Helix Program」のもと、定常・正味発電およびメンテナンスまで達成する「Helix KANATA」の2030年代の稼働を目指しています。それに向け、基幹技術であるHTS技術を用いた高性能な磁場生成コイルおよび周辺技術の開発に取り組んでいます。一方、東芝ESSは、核融合科学研究所の大型ヘリカル装置(LHD)や、量子科学技術研究開発機構のJT-60SAなど、世界有数の核融合実験装置において、超伝導コイルの設計・製作・据付から、冷却や電流供給技術に至るまで、豊富な知見と実績を有しています。


本契約に基づき、両社はHTSコイルに安定的かつ高効率に大電流を供給するための電流リードに関して、Helical Fusionが開発するHTSケーブル技術と、東芝ESSが有する電流導入部の設計・製造技術を融合し、実機適用に向けた技術確立を目指します。これにより、フュージョン装置による「実用発電」に不可欠な小型・高出力・高効率な磁場生成システムの早期実用化を加速し、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。また、本共同開発を通じて、フュージョンエネルギーの早期実用化に向けた技術確立と国内外の産業競争力強化も図ります。


Helical Fusionが開発するヘリカル型核融合炉”Helix KANATA”のイメージ
Helical Fusionが開発するヘリカル型核融合炉”Helix KANATA”のイメージ

Helical Fusion代表取締役CEO 田口昂哉のコメント

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HTS技術の確立は、当社のみならず、世界中のフュージョン装置開発や、医療・航空・宇宙などHTS技術の応用が可能な分野におけるイノベーションを加速する取り組みです。


当社が国立核融合科学研究所の世界有数の研究成果を受け継いで開発するHTS技術と、これまでそうした高度な技術を社会実装へ力強く繋げてきた東芝ESS様の技術を融合し、HTS技術のサプライチェーン全体の前進にも貢献できることを楽しみにしています。



 
 
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