
ヘリックス計画
-Helix Program-
世界で唯一、
“実用発電”の達成を
目指す具体的計画。
2030年代の「実用発電」達成に向け、新しいエネルギー産業を地域や産業を横断した協働によって生み出すための国家級プロジェクトが、「ヘリックス計画(Helix Program)」です。
実用発電を目指す「ヘリックス計画」と、その統合実証装置「Helix HARUKA」、発電初号機「Helix KANATA」。 過去70年にわたって積み上げられた先人による知見を受け継ぎ、 いよいよエネルギーの新時代を拓く新章をつむぎ始めています。
MESSAGE


年々増え続ける電力消費と、止まらない地球温暖化。
そして、エネルギーを海外に依存せざるを得ない現状。
これらの課題に答えを出す鍵 ―――
私たちが挑むフュージョンエネルギーの実用化です。
「太陽が持つ莫大なエネルギーを、地上で実現する」
それが私たちの挑戦です。
夢のエネルギーと呼ばれてきたこの技術は、
数十年におよぶ国家プロジェクトでの
科学研究の段階を超えて、
着実に現実のものとなりつつあります。
この最先端技術の実現には、
専門的な知識や技術だけでなく
日本のものづくりが持つ底力が欠かせません。
このヘリックス計画は、
まさに日本の総力を結集して挑むべき未来への
大きな一歩であると信じています。
そして、日本に生まれたもうひとつの太陽が
遥か彼方まで世界を照らし続けるその未来を、
私たちは見ています。

ロゴに込めた想い

ヘリックス計画のメッセージである「日本にもうひとつ太陽をつくろう。」からインスピレーションを受け、書道家の武田双雲氏に書をしたためていただきました。


書道家 武田双雲氏
今回ご依頼いただいた時に、核融合への思い、 日本への思い、平和への思いを聞かせていただき、 このエネルギーをできるかぎり書にこめるようと 力強く、かつ安定感のあるものに仕上げました。 このエネルギーが書を通じて伝わることを願っております。
実用発電とは?

実用発電とは?
2030年代に、世界で初めて「通年稼働」と「正味発電」を実現。
実用的な発電装置として社会に受け容れられるための三要件を達成する。
1

正味発電
外部に十分電気を出せる
2

定常運転
365日、安定して運転できる
3

保守性
短期間のメンテナンスで
高い稼働率を維持できる

Helix HARUKA/
Helix KANATA

要素実証から商用化へ。
段階的に進化する
二段階モデル
Helical Fusionでは、実用化までの道のりを「最終実証段階(Helix HARUKA)」と「商用段階(Helix KANATA)」の二つに分けて推進しています。
Helix HARUKA:2030年前後
「Helix HARUKA」は、つづく大型の発電初号機「Helix KANATA」に向けた技術的な課題 を機動的に解消する、小型の統合実証装置です。コア技術でもあり、ヘリカル型に残された数少ないエンジニアリングの開発要素である「高温超伝導マグネット」「ブランケット兼ダイバータシステム」の2つを中心に、汎用技術を応用した加熱システムから電源まで、あらゆる技術の統合実証を行い、発電へのバトンを繋ぎます。
Helix KANATA:2030年代
Helix KANATAはHelix HARUKAからバトンを受け取り、「実用発電」に求められる三要件「正味発電」「定常性」「保守性」の3つを確立する発電プラントです。
Helix KANATAは単なる発電設備ではなく、人類がエネルギーを得るしくみそのものを変革するシンボルとなります。
「Helix HARUKA」で確かめ、「Helix KANATA」で実現する。Helical Fusionの挑戦は、技術を積み上げ、 未来を形にするプロセスそのものです。


Helix KANATA
Helix KANATAの特徴

目的
2030年代の「定常」「正味」発電の実現
ヘリカルコイル主半径
約10m〜
磁場強度
約7T
連続運転期間
1年以上
稼働率
>80%〜
加熱手法
ECRH
燃料供給方法
ペレット入射、ガスパフ
マグネット
高温超伝導(REBCO)
ブランケット
液体金属ブランケット
Helix HARUKA
Helix HARUKAの特徴

Helix KANATAでの発電に向けた、高温超伝導マグネット、ブランケット/ダイバータシステムを中心とした要素技術の統合実証
目的
約1m〜
ヘリカルコイル主半径
約2T
磁場強度
1年以上
連続運転期間
>80%〜
稼働率
ECRH
加熱手法
ペレット入射、ガスパフ
燃料供給方法
高温超伝導(REBCO)
マグネット
液体金属ブランケット
ブランケット
Helix Program
パートナリングプロジェクト







