全国から高専生・大学院生11名が集合、高温超伝導動体の実験に参画
インターンシップに参加した学生と、Helical Fusionの職員
(岐阜県土岐市の核融合科学研究所内、専用スペースにて)
2024年9月9日から13日までの5日間、岐阜県土岐市の核融合科学研究所内にあるHelical Fusion専用スペースでインターンシップを開催、高専生・大学院生11名が参加しました。
インターンシップでは、核融合炉開発に欠かせない要素である「高温超伝導導体」の開発工程に関する実作業をメインに、核融合科学研究所が保有する世界最大級の実験装置「大型ヘリカル装置(LHD)」や、高温超伝導導体の実験施設などの見学も行いながら、核融合炉開発の現場を体験しました。
学生から寄せられた感想(一部抜粋)
「インターンを通して、核融合の現状とこれからの課題、実現後の未来について具体的なイメージを得ることができ、核融合に対する興味がより深くなりました。加えて、自分自身が研究することが好きだということを再認識する事ができました。世界中の誰よりも先に新たな事実を知ることの楽しさを感じることができ、とても有意義な時間となりました。」
「大規模な施設の視察などを通して、核融合技術の難しさを実感することができた、充実したインターンになった。特に核融合の実現に向けて、細々としたところから実験を行っていく姿勢は、非常に重要なものであると再認識することができた。また社員のみなさんが常に笑顔で、私たちにとってもリラックスしてインターンに参加することができた。非常に充実した楽しい5日間だった。」
「インターンシップ生主体の実作業と、施設の見学が織りまぜられていた事で核融合の施設をミクロな視点とマクロな視点両方で見学することが出来ました。力と器用さの両方を必要とする実作業でしたが、班内で分担することでなんとか完成まで漕ぎ着けることが出来ました。」
Helical Fusionは、核融合エネルギーの社会実装を通して未来の社会への貢献を目指すとともに、将来を担う世代の人材育成に今後も積極的に取り組んでまいります。
核融合科学研究所が保有する大型ヘリカル装置の見学
核融合科学研究所が保有する大型ヘリカル装置の見学
核融合科学研究所が保有する大型ヘリカル装置内部容器の模型を見学
核融合科学研究所が保有する高温超伝導実験施設の見学
チームに分かれ、学生主体で提案・議論しながら作業を進めます。
全員で実験結果を共有し、議論
力のいる作業も。知恵と手を出し合いながら進めます
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