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プラズマ・核融合学会誌に、チーフリサーチャーの中村と核融合科学研究所 柳教授による小特集が掲載されました


2024年11月に発行された「プラズマ・核融合学会誌」第100巻第11号に、Helical Fusionのチーフリサーチャーである中村が、核融合科学研究所の柳教授と共同で企画を行った小特集「核融合炉のための高温超伝導導体開発の現状」が掲載されました。第1章「はじめに」についても、同じく柳教授と中村の共著によるものです。

100巻を数える長い歴史を持つプラズマ・核融合学会誌において、高温超伝導に関する長編の特集記事は今回初めての取り組みです。高温超伝導は、Helical Fusionのコア技術のひとつであり、出身母体である核融合科学研究所との提携関係を活かして世界トップレベルの研究開発を進めている分野です。

今後も世界初の定常核融合炉の実現に向け開発に注力するとともに、分野全体の発展に寄与してまいります。



プラズマ・核融合学会誌第100巻第11号 表紙(出典:プラズマ・核融合学会)




Helical Fusion チーフリサーチャー 中村のコメント


「当社を含む国内外の核融合スタートアップ、大学、研究機関が高温超伝導導体の研究を精力的に進めております。本小特集が多くの方の関心を集め、この分野の発展をさらに後押しすることを願っています。」



中村 誠 プロフィール

九州大学大学院工学府博士課程を修了、博士(工学)。

専門は核融合炉設計と核融合安全工学。

約15年、主に安全性の観点から、磁場閉じ込め核融合炉や加速器駆動中性子源の設計に従事。日欧国際核融合共同研究Broader Approachにて、核融合炉安全研究プロジェクトを立ち上げ、主導した経験を持つ。

2023年8月よりHelical Fusionに参画。




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